コミュニケーション理論〈対話法〉とは、群馬県桐生市に所在する対話法研究所の所長:浅野良雄氏が考案したもので、従来からある傾聴・共感、事実確認などの技法と比べて、矛盾点が少なく一貫性のあるコミュニケーション理論です。これは、心理カウンセリングの基本的技法の一つである「相手の話の聞き方」(いわゆる傾聴技法)などを基にして、さまざまな立場や役割の人々が、あらゆる場面で使えるように極限まで簡略化されたものです。
〈対話法〉の唯一の約束ごと(ルール)は、必要に応じて「自分の考えや気持ちを言う(反応型応答)前に、相手が言いたいことの要点を、相手に言葉で確かめる(確認型応答)」ことです。
〈対話法〉と確認型応答の特徴
■〈対話法〉は、相手の話を「聴く」だけでなく、意見や質問も含めて、聞き手の考えや気持ちを伝えることも重視します。
■確認型応答は、とかく違和感をもたれやすい「繰り返し」や「オウム返し」ではありません。
■傾聴や共感は心の中の動きなので目に見えませんが、確認型応答は、目に見える具体的な「行為」なので、コミュニケーション教育における指導や評価が容易になります。
●
「相手は~と言いたいのではないかと、自分が想像・推測したこと『が合っているかどうかを相手に確かめる』応答」です。
「相手は~と言いたいのではないかと自分が想像・推測したこと『に対する自分の考えや気持ちを相手に言う』応答」です。
●
練習会や講習会で使用するスライド資料のほんの一部を抜粋して掲載してみました。コミュニケーション理論〈対話法〉に興味関心を持っていただけた方は、ぜひ練習会や講習会にご参加下さい。
【参加方法】
件名:練習会(また講習会)参加希望
本文:名前、性別、職業職種、TEL、住所、参加したい日付